『つないで つないで』
「てを つなぎましょう」
「はい つなぎましょう」
ページをめくるたびに猫が増え、
手をつないでいく絵本。
黒猫、白猫、虎猫・・・
次々と現れてくる猫と
繰り返しの言葉が楽しい絵本。
言葉がシンプルなほど、
絵と言葉のリズムを楽しむことができる。
読みながら「楽しい」と思えることが、
赤ちゃん絵本では特に大切なことに感じます。
息子が0才、1才の頃、この絵本は手をつないで読みました。
6才の今も、読むときは手をつなぎます。
幸せで、楽しい絵本です。
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『つないで つないで』
福知伸夫 さく
福音館書店
こどものとも0・1・2 2018年3月号