畑にできた、とてつもなく大きなヒョウタン。
それは小さくなったり、大きくなったりする
魔法のヒョウタンでした。
ある日ヒョウタンは突然大きくなって、
ぽっかりと穴があき・・・
とてもスピーディに物語が展開していく
スリランカの昔話。
シビル・ウェッタシンハさんの描くユニークな線が、
なんとも不思議なヒョウタンの物語に
違和感なく連れて行ってくれます。
ほんとうに、とてもおもしろい絵本です。
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『まほうのひょうたん スリランカの昔話』
シビル・ウェッタシンハ 再話・絵 松岡享子 訳
福音館書店
こどものとも年中向き 2015年1月号