きのう、恐竜を みにいった。
おとうさんと いもうとと いっしょにいった。
ろうかをまがると・・・・・いたいた! 恐竜たちが。
ガイコツだ。ほんとの恐竜の骨なんだ。
男の子のこんな語り出しで始まるのは
家族で博物館にいった時のお話。
はるか昔、広大な土地で恐竜たちが厳かに暮らしていた時代。
その世界観が目の前に現れてくるようです。
恐竜の強さがアピールされた恐竜絵本とは一味違う、
静かな力強さを持った恐竜の絵本です。
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『恐竜に あいにいこう』
アリキ・ブランデンバーグ 文・絵
神鳥統夫 訳 小畠郁生 監修
佑学社 1991.4.30